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導入事例 アサヒビジネスソリューションズ株式会社 様

最大80%コスト削減!負荷テストの自動化実現で手動テストからの解放

アサヒビジネスソリューションズ株式会社様
アサヒビジネスソリューションズ株式会社 様
アサヒグループのITベストパートナーとして、グループ企業のビジネスを熟知し、情報システムの企画・立案・設計・開発から運用保守までトータルサービスを提供しているアサヒビジネスソリューションズ株式会社様。今回、ウェブレッジのテスト自動化サービスをご導入いただき、負荷テストの自動化を実現されました。

インタビューにご対応いただいたご担当者様 ソリューション本部 開発統括部 大掛 栄治 様

手動で実施する負荷テストの限界を感じ、テスト自動化の導入を検討

本日は、インタビューのお時間をいただきありがとうございます。
早速ですが、どのようなシステムを開発されているのでしょうか?

大掛様私はアサヒグループ向けの営業支援系システムの構築を行うことが多いですが、現在は自社内の仕組みづくりにも取り組んでおり、業務改革とシステムの開発を同時並行で行っています。

ウェブレッジのサービスを導入する前の課題についてお聞かせください。

大掛様今後採用が増えていくアジャイル型開発において、工数が膨れ上がってしまう「手動テスト」を自動化しなければいけないという点が1つ。もう1つは、負荷テスト実施の際に人手に頼ったテストを行うことが多く、複数回テストを実施することが難しいという点です。

アクセスが集中したときにシステムが耐えられるのかを確認するために、今までは例えば40~50人集めてみんなで一斉にボタンを押すという作業が必要でした。しかし毎回人を集めるのは大変なので、ツールを使って自動化をしたいと考えていました。

展示会での出会いがきっかけ。トライアル導入でコストメリットの実現!

ウェブレッジのサービスをどのように知りましたか。

大掛様2016年の展示会で初めてお会いしました。Selenium(※ブラウザ操作を自動化するツール)のスクリプトを自動生成できるソリューションが無いかなと思い探している中で御社のブースに立ち寄った際、「自動生成するツールは無いがサービスは提供できますよ」というお話をいただきました。

展示ブースを訪問した後に改めて弊社にご訪問いただき、その際に「一緒に何かやりたいね」という話になったのですが、その時ちょうどあるシステム開発を進めていて、リリース前に負荷テストを行う必要がありました。当初は、社内で人を集めて対応しようと思っていたのですが、せっかくの機会でしたので御社にお願いしました。まずトライアルで負荷テストをお願いして、どんな感じか見てみようかなと。

トライアルはいかがでしたか?

アサヒビジネスソリューションズ株式会社 大掛様

大掛様負荷テストを自動化することで、テストが何度も簡単に行えるようになったので、コストメリットが非常に大きく出ました。ご相談してからテストを実施するまでの期間が1週間程度しかなかったのですが、そんな中でもご対応いただけたので非常にありがたかったです。

また、単にそのテストのスクリプトを納品していただくだけではなく、
JMeter *(※負荷テストを行うJavaアプリケーション)とはどんなものかとか、スクリプトの作り方、今回のスクリプトのポイントなどのお話もしていただき、資料も作っていただけました。非常に勉強になりましたし、自分たちでスクリプトを増やす作業もできました。ウェブレッジさんにとってビジネスチャンスを逃すことになりかねないので、普通はそこまで対応していただけない事だと思うのですが、ここまでやっていただけるのは非常にありがたかったです。

ありがとうございます!内製などは検討されましたでしょうか。

大掛様当然、社内でJMeterのスクリプトを作れる人がいるんじゃないかという話が出るとは思ったんですが、そういった人間が社内にいたとしても、数人なんですね。その数人を、1週間のスパンでタイムリーに該当プロジェクトに投入するのは難しいので、今回は検討しませんでした。

逆に、懸念などはありましたか?

大掛様特に心配だったのは、弊社が使用しているのが商用のフレームワークである点です。普段御社では触らないものだと思うので、特殊な動きがスクリプト作成に影響しないかなどの心配がありましたね。

実際いかがでしたでしょうか?

大掛様実際はパラメーターが多くて、そこを拾いながら作ってもらったので、そこは苦労されたという話と、画面遷移が特殊な画面遷移をしていたので、そこを読み解くのが難しかったという話はお伺いしました。それでも1週間で作っていただけました。

* JMeterはApache Software Foundationの商標です。

負荷テストの自動化導入で約80%のコスト減に成功!

導入効果は、数字でも表れていますでしょうか?

大掛様リソース拡張やデータベース側のチューニングなどの度に、少なくとも6回以上負荷テストを実施しました。人手でやれば30人×1時間×6回=180人時となり、これをコストに換算すると1/5程度に収まっています。多分、2~3回実施すれば十分採算が取れると思います。

スクリプトが手元にあるといつでも負荷テストができるので、ちょっと直して負荷テストをやって効果を見て、といった具合に何度も実施でき、使えば使うほどコストメリットはどんどん上がっていく感じですね。当然、チューニング作業もその都度的確になっていきますので、品質も上がっていくと思います。

自動化導入前後の比較図

品質が上がった実感はありますでしょうか?

大掛様対象システムは当初パフォーマンスが良くなかったのですが、最終的には倍近くパフォーマンスが上がりました
負荷テストを行う中で「サーバーのリソースが明らかに足りないから遅い」、「少し設定を変えればもう少し早くなるかな」、などという段階を踏みながらパフォーマンスを上げていきました。効果を数字で表すことができるといった意味でも、負荷テストを自動化してよかったと感じています。

チーム内の雰囲気はどう変わりましたか?

大掛様思い切ってここをチューニングして変えてみようか、などトライしようという雰囲気になりました。今までは、トライしても結果を確認するためにまた人を集めないと結果がわからないので、効果が出なさそうなものについては見送っていました。そこが、結果的には効果ないかもしれないけどとりあえずやってみようよ、という感じに変わりましたね。

弊社のサービスをどのように評価していますか?

大掛様弊社が抱えている課題や実現したいことに耳を傾けてくれ、それを実現するために柔軟な対応をして頂けていることにとても感謝しておりますし、信頼しております。
今回の案件では、開発チームに対してJMeterのご説明をして頂いたおかげで、スクリプトを自分たちでも作ることができました。また、弊社内でテスト自動化に関するセミナーを開催していただき、弊社社員に対するテスト自動化への理解を深める取り組みにもご協力いただいています。

テスト自動化の社内セミナーはいかがでしたか?

大掛様テスト自動化の技術を使うことでRPAのような業務自動化にも応用がきくことを、初めて社内に知っていただくことができ、認識が広がったことが非常に良かったと思います。弊社内のテストやそういった技術への目を向けてもらえる良いきっかけになりました。

負荷テストの自動化をきっかけに、業務自動化の実現へ…

弊社に対する、今後のご要望などはございますか。

アサヒビジネスソリューションズ株式会社 大掛様

大掛様負荷テストはこれからも自動化していきたいのですが、個人的にはSeleniumを使った業務自動化にもこれから力を入れていきたいです。御社にもご支援いただきながら、近い将来実現できたらいいなと思いますね。

スクリプトに関しては、お手本さえできていれば自分たちで作れると思うので、プロの御社にお願いして、それを我々が習って作っていくという循環ができれば、技術者育成という観点からも費用対効果が高い取組につなげられると思っています。

また、今後テスト自動化に対する体制づくりをしようとしているので、そこでもちろん御社にも参画していただき、スキームをつくってテストに関する課題を解消していけるようにしたいですね。そのスキームができてくると、働き方改革や当初の課題だったアジャイル型開発への対応に繋がっていくかなと思います。

最後に導入を検討されている方に一言お願いします。

大掛様テスト自動化を進めたいけど費用対効果を懸念されている、ということであれば、一度部分的にでもテスト自動化を実現してみることをお勧めいたします。テストが自動化されることで気軽にテストが出来るようになり、想定以上にテスト回数が増え、品質向上はもちろん費用対効果も出るはずです。特に負荷テストは費用対効果が出やすいと思いますので、ウェブレッジさんに相談されてみてはいかがでしょうか?

テスト自動化はなかなか踏み込みづらく、費用対効果の面で躊躇してしまう人が多いかもしれません。ただ負荷テストに関しては、多分2回以上やれば採算は取れると思うので、まずは負荷テストから始めて、「テストって自動化するといいことあるよね」という認識が広がれば次のステップに入りやすいと思います。

部分的にテスト自動化を導入していく流れですね。

大掛様そうですね、最初から高い計画を立てて大きなことやるよりは、部分的にでもまずやってみて、ダメならダメで仕方ないですし。繰り返しですけど、負荷テストはきっと効果が出ると思います

本日は貴重なお話をいただき、ありがとうございました!

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