ユーザー満足度向上を目的とした音声認識ロボットの検証 利用シーンやユーザー属性を考慮して音声認識率を調査・分析し、ユーザビリティ改善に貢献!
ご利用サービス
ユーザビリティ調査、テスト計画・テスト設計支援、受託検証
F社様は組み込みシステム開発を行うメーカーのお客様です。 こちらではF社様開発の「音声認識ロボット」を対象としたサービス導入事例をご紹介します。
ユーザビリティ調査、テスト計画・テスト設計支援、受託検証
F社様は組み込みシステム開発を行うメーカーのお客様です。 こちらではF社様開発の「音声認識ロボット」を対象としたサービス導入事例をご紹介します。
会社名 | F社(一部上場企業) |
---|---|
案件規模 | 約300万円、5営業日 |
事業内容 | 電子機器の製造・開発・販売 |
1・品質に関する無料セミナー開催。
2・社内で共有いただき、実案件のご相談をいただく。
3・緊急案件含め複数の見積もり提出。
4・受注
テストリーダー(設計者)2名
被験者11名
テスト設計~実行・報告
自社でノウハウがない製品については検証の妥当性がわからない。しかし、出荷判定の品質基準が高い、という点で悩みを抱えていらっしゃいました。
・人が直接ロボットに話しかけるとその音声を認識して内部処理を行い、音声で返答する
・個人が屋内(主に家の中)で利用する想定
・キッチン、お風呂場での利用シーン(ユースケース)も想定しており、防水機能付き
・ユーザー満足度を損なわないため、音声の認識率が最も重要。生活音がある状況でも100%に近い認識が理想
・F社様が持つ声のサンプルは主に男女30~40代。サンプルのない層がある
・F社様開発内部にて10人程度で確認したものの、不十分ではなく妥当性を問われている
弊社は通常の検証を行うのみではなく、 「お風呂場で使用する場合、反響音や湯気の影響も含めて検証したほうがいいのでは?」 といった、利用シーン(ユースケース)に着目した提案も実施。そしてその提案にご納得いただき、騒音計による生活音の測定と、防水機能の性能チェックも取り入れて検証に取り組みました。 また、F社様で用意できなかったリソースの手配を行いました。
第三者検証会社がテストを行うことで、客観的な視点でのテストデータをお渡しすることができました。
第三者検証会社のナレッジで検証することにより、既存のテストでは出ない不具合がいくつも発見されました。その結果、原因が不明だった挙動や反応の特定ができました。
またユーザビリティについても調査を行い、幅広い年齢層より意見を収集しチューニングや改善に役立ちました。
今回の取り組みによりお客様に非常にご満足いただくことができ、その後、追加の調査についてもご依頼をいただきました。