特徴・強み

第三者検証のメリット・必要性

第三者検証のメリット・必要性

第三者検証がソフトウェア品質向上に不可欠

第三者検証とは、ソフトウェア/システムの開発者ではない者が、第三者の視点から対象のソフトウェア/システム品質の検証・評価を行うことです。第三者検証によって、当事者では気づかない不具合や欠陥を検出し、信頼性が高く高品質なソフトウェアを構築する事が可能です。

システムテスト(総合テスト)や受入テスト(受入検収)はコストや納期の関係で削減されることもあり、十分なノウハウが無いまま実施されることもあります。開発と品質管理工程を分離し、検証部分を第三者に委託し専門分野に専念することで、結果的に開発QCD向上に繋がります。

また、ソフトウェアテストに特化した専門チームによる、ノウハウの蓄積や効率的なテストを実現いたします。慢性的なエンジニア不足を解消する対策として、テストリソースを確保しているのが特徴です。

そもそも、「品質検証」はなぜ重要か

そもそも、ソフトウェアの品質を担保するために、検証は必要不可欠です。
万が一、自社の製品から欠陥が見つかった場合、下記のように、多くの損害が発生するリスクがあります。

1.経済的な損失

リリース後に欠陥が見つかった場合の経済的損失とは、トラブルが発生した製品の改修費用や、クレーム対応、見つかった不具合の修正、再テストなどのコストが挙げられます。さらに、その製品の利用者が損失を被った場合、賠償問題に発展するリスクがあります。近年では、2000年問題(99年までしかカウントしないシステムの誤作動)なども有名な損失の一例です。

2.時間の浪費

経済的な損失で発生するコストのほとんどは、時間的な損失に置き換えることができます。しかし、これは単純な時間の損失には留まりません。なぜなら、その欠陥を修正するために使った時間は、新しいプロジェクトの開発担当者の時間であったかもしれないのです。修正作業に従事した事が原因で、次のプロジェクトに遅れが出てしまった場合、機会損失へとつながります。

3.信用の失墜

昨今では、ユーザーの品質に対する意識が高まり、一度システムに不具合を出してしまうと、その製品の品質は低いものと見なされてしまいます。それは会社に対する信用の失墜につながり、SNSの普及も相まって、他社の同製品との競争力低下につながります。この影響は大きく、企業のブランドイメージそのものの低下につながりかねません。

4.障害や死亡事故

ソフトウェアの欠陥は、最悪の場合、大規模なシステム障害や死亡事故につながります。例えば、自動車や電車の制御システム、医療機器のシステムに欠陥があった場合、命にかかわる事故につながる可能性があります。さらに、電力の送電システムに欠陥があった場合、広域で停電が起きる可能性があります。

上記の様な損害を予防するためにも、品質検証を行うことが大切だと我々は考えております。

ウェブレッジの第三者検証サービス

ソフトウェアにおける第三者検証会社として、「優しいシステム、ステキな品質。」をコーポレートスローガンに掲げているウェブレッジの検証サービスの特徴は、テスト実行工程における試験結果報告にとどまらず、

  • プロジェクト全体を俯瞰した品質管理、品質向上
  • 上流工程における品質検証
  • テストトータルコスト削減、効率化

など全体を俯瞰して貴社の課題に合わせた最適なご提案が可能な点です。