プレスリリース
ウェブレッジ住居テストフィールド リビング

スマート製品の利用時の品質に着目した、リアリティある検証環境を提供!
住居型&学校型テストフィールドの検証サービスを開始

ユーザーの行動データとバイタルデータを取得し、IoTサービス利用時の品質向上に貢献

マーケティング支援事業および品質向上支援事業を手がける株式会社ウェブレッジ(所在地:福島県郡山市、代表取締役:佐藤 保、以下:ウェブレッジ)は、同社所有の実証実験施設「住居テストフィールド」および「学校テストフィールド」を利用した、IoT品質検証サービスの提供を2020年4月16日より開始しました。

スマート家電などのIoTデバイスをユーザーが利用する際の「安心安全」「快適性」に着目し、利用時に近い環境を想定したテストフィールドを構築。IoT検証に特化した当社独自の観点を元に、各テストフィールドにてユーザーの利用時を想定した検証が可能となります。

また、テストフィールド内で取得したユーザーの行動データやバイタルデータ、環境データを分析し、より幅広い視点に立って顧客のサービス改善に貢献します。

ウェブレッジ住居テストフィールド リビング
ウェブレッジ「住居テストフィールド」での検証の様子

複雑化するIoTの品質を確保するには、リアリティのある環境での検証が必要

現代のIoT社会は、パソコンやモバイル端末を中心に、家電製品など身の回りの様々なモノが無線通信により相互連携し複雑化しています。特にモノ同士の接続性や通信時の情報漏洩リスクなど、IoTサービスを提供する前の検証やセキュリティ診断は必須です。
しかし、IoTの接続形態や利用環境は日々変化しているため、モノ単体での検証ではなく、IoTの特徴を意識した多角的な視点での検証が必要です。

そこでウェブレッジは、「体験を科学する」というテーマを掲げ、ユーザーが実際にIoT機器・サービスを利用する環境を想定した「住居テストフィールド」と「学校テストフィールド」を構築しました。これらのテストフィールドにより、サービスの安心安全だけでなく利便性や快適性の向上など、よりリアリティを追及したユーザー利用時の品質を評価することが可能となります。

体験を科学する webrage

ウェブレッジのテーマ「体験を科学する」についてはこちら
https://webrage.jp/company/experience/

テストフィールド概要

住居テストフィールド

住居テストフィールドは、一般的な木造二階建ての住居環境にて実証実験を行うことができる施設です。リビング、ダイニング、キッチンなどの環境下で、ユーザーの行動データやバイタルデータを取得します。
各種スマート家電等、ユーザー利用時の品質を定量的に分析することが可能です。

  • 所在地:福島県郡山市桑野1-20-20
ウェブレッジ住居テストフィールド

学校テストフィールド

学校テストフィールドは廃校となった旧郡山市立大田小学校を活用した「学校型」実証実験施設です。主に学校教育現場で利用するICT教育サービスや、VR、AR、ドローンなどのICT機器をリアルな学校環境(普通教室、特別教室、体育館、プール、校庭など)でテストすることができます。

  • 所在地:福島県郡山市西田町大田字込内664番1外
  • 敷地面積:13,279.77m2
ウェブレッジ学校テストフィールド
テストフィールドで取得可能なデータ
  • 環境データ(温度・湿度・照度・騒音 等)
  • ユーザー行動データ(利用導線)
  • バイタルデータ(視線・表情・心拍 等)  など。

各テストフィールド詳細はこちら
https://webrage.jp/service/testfield/

今後の展望

ウェブレッジはスマートシティの実現に向けて共創を目指しており、今後も実社会環境の各種データを統合的に取得できるテストフィールド(実証実験施設)を構築してまいります。現在の一般的な生活環境のみにこだわらず、未来の生き方に適合する実証実験環境の構築も計画しております。
また、テストフィールドにて実験データを蓄積し、ウェブレッジの保有データと組み合わせた新サービスの開発を企画中です。

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