WRブログ

「Japan IT Week 秋 2018」にブース出展 訴求ポイントと動向をレポート

JAPAN IT WEEK2018

ウェブレッジは、「Japan IT Week 秋 2018」【モバイル活用展】(幕張メッセ/2018年10月24~26日)にブース出展しました。展示ブースは、「UX/UIコンサルティングサービス」「FACT4」「RPA(業務効率化)」「セキュリティ診断サービス」の4つを軸に展開。ご来場いただいた多くのお客様から直接、課題を伺うことができ、とても有意義な展示会となりました。ここでは訴求ポイントとお客様の動向をレポートします。

「テストができていない」という課題を持たれている方が多い

「Japan IT Week 秋 2018」【モバイル活用展】への出展は、新規顧客の開拓をメインとして、オンラインだけではつかみきれないお客様のニーズにアプローチすることが目的でした。

「Japan IT Week 秋」には2015年にも出展しましたが、それから3年が経過したこともあり、来場される企業様の情報システム部門、マーケティング部門、アプリケーション開発部門、経営企画部門、広報宣伝部門など企業の各担当者様と、ウェブレッジの主力サービスを通して新たな接点を作りたいということも出展理由としてありました。

会期中は我々の想定を上回る多数のお客様にご来場いただきました。ウェブレッジの「バグを憎んで、人を憎まず」のキャッチコピーが特に開発系の方に受けがよかったことから、足を止めていただいたようです。

ブース

実際にお客様とお話をして感じたのは、「テストがしっかりとできていない」という課題を持たれているお客様が非常に多いという現状でした。ウェブレッジでは、第三者目線からユーザビリティの観点で使い勝手の改善提案や効率化するための提案を行っており、そのような点に特に関心を持っていただけたと感じています。

展示ブースは「UX/UIコンサルティングサービス」「FACT4」「RPA(業務効率化)」「セキュリティ診断サービス」の4つをテーマとして組み立てましたが、そのなかで特に「RPA(Robotic Process Automation)」に注目が集まっていました。その傾向は他社も同様でRPA(業務効率化)関連のセミナーは満員、立ち見が出るほどでした。とりわけRPA(業務効率化)への注目度の高さを感じた展示会でした。

ウェブレッジでは、RPA(業務効率化)に対しても、テストはもちろん、導入前の業務の効率化からご提案しています。また、お客様の課題を抽出した上で、どういうプロセスで自動化すればよいのかについてもご提案可能です。ツールを業務にあわせるのではなく、業務にあわせたツール選定や提案をいたします。そうした提案スタイルに興味を示していただいたお客様が多かったことは印象的でした。

UX/UIコンサルティングサービス、FACT4

感情や表情を知りたいというニーズが高まってきている

ウェブレッジの「UX/UIコンサルティングサービス」は、シンプルに言うと、お客様のアプリやIоT製品に対して「こうすれば、もっとユーザーが使いやすくなりますよ」とご提案するサービスです。統計的な調査手法を活用して独自の分析を行い、お客様のご要望にお応えします。また、お客様の課題を抽出して「こう改善するのはいかがでしょうか?」と継続的にプラスアルファのご提案いたします。
「FACT4」は、スマートフォンのインカメラを使ってユーザーの視線や表情を取得し、Webサイトや動画広告といったさまざまなコンテンツ対する評価・検証ができるマーケティングツールです。

サービスの特性上、ブースに来場いただいたお客様はマーケティング領域において何らかの課題をお持ちの方が多く、お客様から「UX/UIに対してどういったことを目標にし、どんな計画を立て、どう改善をすればよいのかがわからない」といったお話を多く伺いました。また、「ユーザーに好感を持ってもらえるようにしたい」といった漠然とした課題をどうすれば的確に捉えることができて、実際にどういう手順で改善すればいいのかがわからない、といった悩みを持つ方がとても多かったのが印象的でした。

とりわけ今回の展示会では、動画配信関連に携わっている担当者様が多く、たとえばYouTubeの動画において視聴回数だけでなく、再生中に何回笑ったか、どう感情や表情が変化したのかといった情報を取得したいという課題もいただきました。そうした具体的なマーケティング課題を直接ヒアリングでき、リアルに感じられたことはとても有益でした。

RPA(業務効率化)

RPAツールを導入したがうまくいかないという声が多い

ウェブレッジの「RPA(業務効率化)」は、テストの自動化と業務の自動化による効率化を実現するサービスです。私たちはソフトウェアのテストを中心に業務提供してきましたが、テスト以外の業務に対する自動化についても長年の実績があります。

近年、RPA(業務効率化)が話題となっていますが、ウェブレッジは既に8年前から自動化に取り組んでいました。ウェブレッジの特長は、自動化ツールを作ってそれを商品提供するのではなく、まずどういった業務をなぜ自動化するのかをヒアリングした上で設計できること、問題なく実行・運用できる体制を構築できること、実際に運用できるように開発から行えることなどです。

お客様に直接お話をお伺いして感じたのは、「RPAツールを探している」ではなく、「RPAツールを導入して取り組んでいるが、うまくいかない」という方が多かったということです。導入したのはいいが、機能が難しくて使いこなせない、単純な作業だと思っていたら意外とイレギュラーが多く業務に組み込むのが難しい、手順が変わったため書き換えたいがそのノウハウがない、などさまざまな理由で苦戦されているようでした。

展示会にはさまざまな方がいらっしゃいます。ちょっと気になって寄ってみたという方でも、実は本当はすごく困っているといったケースも多数あり、このような機会はとても有益だと思いました。

セキュリティ診断サービス

セキュリティ診断の課題を持つお客様は多い

ウェブレッジの「セキュリティ診断サービス」の特長は、Webアプリやネットワーク、Androidアプリ、IoT機器などと幅広い範囲に対して診断が可能な点です。ペネトレーションテストのようなシステムに侵入を試みることで脆弱性がないか、どこまで耐えられるかなどの診断にも対応しています。また、チートの診断なども行っており、こちらは基本的に診断員が実際に見て診断しています。

通常の業務においては、テストを検討されているお客様を訪問し、具体的にお話をさせていただくケースが多いのですが、展示会では「セキュリティ診断サービス」に興味はないけれど、ちょっと寄ってみた、という方にもお話を聞くことができました。その他、ネットワーク上でWebアプリのセキュリティ診断をやらなければいけないという切実な課題を持っているお客様が多いと感じました。また、トレンドでもあるIoT機器について「実際どのように診断しているのか」といったご質問もありました。

まとめ

今回の展示会を通じ、漠然とした課題から具体的な課題までさまざまなお客様の現場の声をキャッチすることができました。ウェブレッジでは、こうした声を今後の業務に活かし、お客様の困りごとを本質的に解決できるよう、サービスの質を高めていきたいと考えています。

ウェブレッジ展示ブース