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システム障害の再発防止と品質コスト

システム障害の再発防止と品質コスト

システム開発に携わるすべてのエンジニアにとって、最も聞きたくない言葉。それは「システム障害」ではないでしょうか。

システム障害が発生してしまった場合、復旧作業はもちろん、発生原因の究明から改修対応まで、できるだけ早期にかつ確実に完結させることを求められます。 それだけではなく、事態の経緯や原因を踏まえ、再発防止に向けた取り組みをまとめた報告書の提出を速やかに求められる可能性も高いでしょう。

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「RPA」とは? ソフトウェアのテストもロボットがやる時代へ。

RPAとは?

ここ数年、業務効率化・業務改善に革新をもたらすものとして期待があつまる「RPA」という言葉をご存知でしょうか。

総務省情報流通行政局が2017年に発表した情報によると、「2017年のRPAの導入状況に関する調査では、国内企業の14.1%の企業が導入済み、6.3%が導入中、19.1%が導入を検討中でした。市場規模は2017年度が31億円、2021年度には100億円規模になると予測されています」という記載があります。

RPAは、AI(人工知能)・IoT(モノのインターネット接続化)・クラウドコンピューティング・ビッグデータなどとともに、第4次産業革命「Industry 4.0」の重要な要素の一つです。

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スマートフォン(スマホ)アプリのテストのポイント

スマートフォン(スマホ)アプリのテストのポイント

日本では、2008年にApple社のiPhone 3Gが発売されて大ヒットしたことをきっかけに、スマートフォン(スマホ)が爆発的に普及しました。現在では、Google社のスマホ向けOS「Android」を搭載したスマホと、Apple社のiPhoneシリーズが国内シェアを二分する状況になっています。

システム開発の現場においても、スマホアプリの登場は無視することができず、昨今ではシステム開発と同時並行でスマホアプリを開発する案件も増えています。システムの多くがブラウザを介して操作するのと違い、スマホアプリはスマホOSに最適化された形で実装されていたり、端末ごとに挙動が異なったりするため、スマホOS毎にテストを行わなければなりません。

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目前に迫る新元号公表と消費税増税と、高まる第三者検証のニーズ

目前に迫る新元号公表と消費者増税と、高まる第三者検証のニーズ

2019年4月30日、天皇陛下が退位され、翌日である5月1日に皇太子殿下が新天皇として即位されることになりました。一世一元制度が導入されている現代では、「明治」以降、天皇一代につき1つの元号を用いるようになり、退位のタイミングに合わせて元号も変更されることになっています。

また、景気回復が十分ではないという理由で2回に渡って延期されてきた消費税の増税(8%→10%)も、いよいよ2019年10月1日に施行される機運が高まっています。連日、新聞・テレビ等で、増税時の負担軽減策や増税の可否そのものについての報道が繰り返されているため、国民全体の関心も高まっている事柄と言えるでしょう。

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