昨今、パソコンやスマートフォンなどの端末に加え、家電製品や自動車、工場などあらゆるものがインターネットにつながる「IoT時代」が到来しています。世界のIoTデバイス数の推移状況を見ると、2018年から3年後の2021年にかけて、307.1億台から447.9億台へ1.46倍に増えると予測されております。
続きを読む IoT時代のテストを考える ~IoTテスト標準の整備とテストフィールドでの実践~
昨今、パソコンやスマートフォンなどの端末に加え、家電製品や自動車、工場などあらゆるものがインターネットにつながる「IoT時代」が到来しています。世界のIoTデバイス数の推移状況を見ると、2018年から3年後の2021年にかけて、307.1億台から447.9億台へ1.46倍に増えると予測されております。
続きを読む IoT時代のテストを考える ~IoTテスト標準の整備とテストフィールドでの実践~システム開発に携わるすべてのエンジニアにとって、最も聞きたくない言葉。それは「システム障害」ではないでしょうか。
システム障害が発生してしまった場合、復旧作業はもちろん、発生原因の究明から改修対応まで、できるだけ早期にかつ確実に完結させることを求められます。 それだけではなく、事態の経緯や原因を踏まえ、再発防止に向けた取り組みをまとめた報告書の提出を速やかに求められる可能性も高いでしょう。
続きを読む システム障害の再発防止と品質コストシステム開発プロジェクトにおいて、品質保証のためにも必須となっているテスト作業。ウォーターフォールモデルで遂行されるシステム開発プロジェクトにおいては、「V字モデル」で説明しているように、テストレベルに応じてフェーズを区切り、テスト作業を実施しています。
原則としてテストは対象フェーズ中に1回実施され、繰り返してテストを行うことはありません。しかし、保守・運用フェーズに入ったシステムに改修(バグ修正・仕様変更)を加える場合や、リリースサイクルが非常に速いBtoC向けのサービス提供のバックエンドシステムの開発・改修では、テストを繰り返して何度も行う必要があります。開発・改修した内容が正しく動作するかという検証はもちろん、改修を加えたことで既存機能に問題が発生しないことを検証しなければならないからです。
続きを読む テスト自動化とは?テスト自動化のメリットについてここ数年、業務効率化・業務改善に革新をもたらすものとして期待があつまる「RPA」という言葉をご存知でしょうか。
総務省情報流通行政局が2017年に発表した情報によると、「2017年のRPAの導入状況に関する調査では、国内企業の14.1%の企業が導入済み、6.3%が導入中、19.1%が導入を検討中でした。市場規模は2017年度が31億円、2021年度には100億円規模になると予測されています」という記載があります。
RPAは、AI(人工知能)・IoT(モノのインターネット接続化)・クラウドコンピューティング・ビッグデータなどとともに、第4次産業革命「Industry 4.0」の重要な要素の一つです。
続きを読む 「RPA」とは? ソフトウェアのテストもロボットがやる時代へ。システム開発において欠かすことの出来ないテスト。テストする対象範囲やチェック観点に応じて、単体テスト・結合テスト・総合テストなどいくつかの工程(フェーズ)に分けて実施していきます。
テストはどの工程においても、原則として「計画とコントロール」「分析と設計」「実装と実行」「終了」というプロセスで進めていきます。
続きを読む テストドキュメントの種類システム開発を進めていく中で作成される各種ドキュメントは、レビューを重ねて品質を高めていきます。精度の高いドキュメントを整備できれば、開発されるシステム(プロダクト)の品質を上げることができます。
当ブログでは、これまで3回に渡り、ドキュメントレビューのポイントをご紹介してきました。
・vol.1 レビューの間違い
・vol.2 レビューの準備
・vol.3 レビュアーの準備(シナリオ作成)
今回は、レビューの実施手順を具体的にご紹介します。レビューの準備と同様に、レビュー実施にも正しい手順というものがあります。手順通りに進めていくことで、レビュー時の抜け・漏れやムラを防ぎ、レビューそのものの品質を向上することができるのです。
続きを読む ドキュメントレビューのポイント vol.4 〜ドキュメントレビューの実施〜日本では、2008年にApple社のiPhone 3Gが発売されて大ヒットしたことをきっかけに、スマートフォン(スマホ)が爆発的に普及しました。現在では、Google社のスマホ向けOS「Android」を搭載したスマホと、Apple社のiPhoneシリーズが国内シェアを二分する状況になっています。
システム開発の現場においても、スマホアプリの登場は無視することができず、昨今ではシステム開発と同時並行でスマホアプリを開発する案件も増えています。システムの多くがブラウザを介して操作するのと違い、スマホアプリはスマホOSに最適化された形で実装されていたり、端末ごとに挙動が異なったりするため、スマホOS毎にテストを行わなければなりません。
続きを読む スマートフォン(スマホ)アプリのテストのポイントV字モデルは、ソフトウェアの開発~テスト~リリースまでの一連の流れにおける、システム開発プロジェクトにおける開発工程とテスト工程の対応関係を表した1つのモデルです。
続きを読む V字モデルとは?2019年4月30日、天皇陛下が退位され、翌日である5月1日に皇太子殿下が新天皇として即位されることになりました。一世一元制度が導入されている現代では、「明治」以降、天皇一代につき1つの元号を用いるようになり、退位のタイミングに合わせて元号も変更されることになっています。
また、景気回復が十分ではないという理由で2回に渡って延期されてきた消費税の増税(8%→10%)も、いよいよ2019年10月1日に施行される機運が高まっています。連日、新聞・テレビ等で、増税時の負担軽減策や増税の可否そのものについての報道が繰り返されているため、国民全体の関心も高まっている事柄と言えるでしょう。
続きを読む 目前に迫る新元号公表と消費税増税と、高まる第三者検証のニーズウェブレッジは、「Japan IT Week 秋 2018」【モバイル活用展】(幕張メッセ/2018年10月24~26日)にブース出展しました。展示ブースは、「UX/UIコンサルティングサービス」「FACT4」「RPA(業務効率化)」「セキュリティ診断サービス」の4つを軸に展開。ご来場いただいた多くのお客様から直接、課題を伺うことができ、とても有意義な展示会となりました。ここでは訴求ポイントとお客様の動向をレポートします。
続きを読む 「Japan IT Week 秋 2018」にブース出展 訴求ポイントと動向をレポート